新宿区・熊野神社

室町時代からなる熊野神社

室町時代から設立されたとされている、熊野神社。
正式名称、十二社熊野神社とされていますが、由緒は、中野長者と呼ばれた鈴木九郎とされ、鈴木が故郷である、紀州の熊野三山より、十二所権現をうつし祀った事が起源とされています。

明治維新後、現在の大神、伊邪奈美大神を祭神として、熊野神社を改称、結果、現在に至ったとされています。

現在、西新宿を始め、新宿駅周辺、歌舞伎町に至るまで、新宿近辺地域の総鎮守として、鎮座しているといえるでしょう。
古くから地元住民を始め、観光客や旅行者など、幅広い方々に愛され続けてきた、由緒正しき神社として知られています。

指定文化財が多く納められている熊野神社

熊野神社では、指定文化財とされている歴史的価値のある品が多く納められていることで知られています。
たとえば、十二社の碑がその中の1つです。

十二社の池が、池や滝を擁した江戸西郊の景勝地で有ることを記している祈念碑で、1851年に立てられた物が現存しています。
高さ210㎝、幅119㎝と非常に大きく、262文字に渡り、十二社の様子を紹介している、碑文、漢詩などが刻まれた、貴重な資料として知られているでしょう。

更に熊野神社には、新宿区指定有形文化財として知られる、七人役者図絵馬が飾られています。
こちらは1773年に、当時の若手歌舞伎役者出会った、吾妻富五郎、大谷谷次が奉納した大絵馬とされており、拝殿内で掲げられているのです。

こちらも縦136センチ、幅180センチと非常に大きな造をしており、図には、七人の歌舞伎役者と佐倉の大木、十二支の姿が描かれています。
絵馬の作者である、一筆斎文調は、江戸時代中期、明和から寛政にかけて、優秀な役者絵魔を描いた浮世絵師としてその名を轟かせました。

このように、歴史的価値が非常に高い、重要文化財、指定文化財が他にも多く残されている点が、熊野神社の歴史を物語っているといえるでしょう。

バスでも電車でも車でも行ける熊野神社

熊野神社に行くためには様々なアクセス方法がありますので、都合の良いアクセス方法を選ぶようにしてみて下さい。

たとえば、最もポピュラーなアクセスは電車で、都営大江戸線西新宿五丁目駅のA1出口からは、歩いて4分、都営大江戸線都庁前駅のA5出口からは、歩いて5分です。
歩きでも近いですが、新宿駅からバスも出ていますので、必要に応じて、バスに5分ほど乗るという選択も出来るでしょう。

更に、専用駐車場も用意されていますので、車で向かうことも可能です。
鳥居をくぐってから、神社境内の専用スペースに駐車をする事が出来ますので、その都度場所を確認して止めておきましょう。
シーズンによっては混雑が予想されますので注意が必要です。