新宿区・花園神社

都内の中心エリアにある神社

東京都新宿区という、東京の中でもまさに中心地とも言えるところに、この花園神社は位置しています。
その創建については詳しいことが分かっていませんが、江戸幕府が開かれた頃には、すでに神社が存在していたという記録がありますので、ある程度長い歴史を持つ神社であることが想像できます。

江戸の時代から、この地は宿場町として栄えていましたので、常に都会の喧噪とともに花園神社は歩んできました。
そして、ここに住む人々に敬愛され、心のより所となってきたのです。

花園神社のそのロケーションの良さから、人々が集まりやすいというメリットを持っています。
こうした背景のため、昔から演劇や能、音楽などのイベントが境内に行われていて、庶民の憩いの場となってきたとともに、文化を育む舞台ともなってきました。

そのため、芸能とこの神社には深い関係があり、芸事の上達のご利益があると信じられてきました。
こうしたご利益を求めて、芸能人を始めとして多くの人が、祈願成就のためにこの神社に参拝に来ます。

美しい花が咲き乱れる花園神社

花園神社という名前の由来は、その昔この場所には桜を始めとする、たくさんの美しい花が咲き乱れていたからだとされています。
現在でもその面影は残っており、春の時期には美しい桜が咲き誇ります。
都会の中にぽっと明るい光が差すようで、花見の時期には時間を問わず多くの人がここを訪れて、束の間の休息を楽しんでいきます。

また、神社境内では、定期的にのみの市を開催しています。
いろいろなところから集まる人々が、骨董品などを販売していて、掘り出し物を目当てにたくさんの人が訪れます。
このように、花園神社は地域と密着していて、人々から親しまれている神社なのです。

勇壮なお祭りが実に魅力的

東京にある神社の多くは、勇壮なお祭りが特徴となっていて、江戸っ子の粋を見せてくれます。
この花園神社も例外ではなく、5月に開催される例大祭では、1.5トンはある大神輿を男たちが担いで、氏子町内を回ります。
その勇壮さはメディアでも取り上げられるほどで、この時期の風物詩となっています。

また、8月の盆踊りも地域の人々や、この地域で働く会社員などが集まって楽しむお祭りとなっています。
夏の暑い夜に、人々が集まって盆踊りを楽しむ姿は、魅力的で神社を中心に楽しい雰囲気にあふれます。

そして、年末の酉の市もこの神社の特徴的なお祭りの1つです。
熊手や破魔矢、正月用品などを求める人で、この一帯が人で一杯になり、大変賑やかになります。
とても華やかな気分になる時ですので、この雰囲気を味わいに、わざわざ酉の市を狙って神社に訪れるという人も少なくありません。