渋谷区・東郷神社

海軍の英雄、東郷平八郎を祀る神社

東郷神社は、渋谷区神宮前に位置する神社です。
その名前にもあるように、この神社では明治、大正と生きた東郷平八郎を祀っています。

東郷平八郎は、日本海軍史に残る大きな戦績を残した軍人で、その名声は日本のみならずアメリカなど世界中に及んでいます。
その名をとりわけ挙げたのは、日露戦争におけるバルチック艦隊への勝利でしょう。
この勝利によって、日本の危機を救っただけでなく、当時ロシアの植民地にあり苦しんでいた国にも希望を与えたとされていて、大きな影響をもたらしたのです。

昭和9年に、東郷平八郎が亡くなった後、彼の功績を称える多くの人々の声が集まり、その霊を祀る神社が建てられる運びとなったのです。
しかし、太平洋戦争の東京大空襲によって、社殿は完全に破壊されてしまいました。
こうした状況を嘆いた人々の篤志が集まり、その後見事に再建がなされ現在に至っています。

海を越えて寄せられる神社への思い

前述の通り、東郷平八郎という軍人は日本のみならず、海外においても高く評価されてきた人物でした。
そのため、神社が焼失し、その後再建を行う際にも、海外から寄付が行われたほどです。

特に、太平洋戦争において日本軍と戦った海軍元帥、チェスター・ニミッツは、わざわざ東郷平八郎と東郷神社について、その著書の中で書き記し、その印税を神社に寄付するということまでしています。
また、来日の度に東郷神社に参拝に訪れていたということで、その崇敬の念の強さが伺えます。

このように、日本人だけでなく海外の多くの人の心を打った東郷平八郎の輝かしい功績を称える神社ということもあり、その知や勇にあやかり、ご利益を求めるために、現在でも多くの人がお参りに来ています。
勝ちにあやかるために、受験生やビジネスマンが祈願をささげ、学業や仕事の面で成功できるうように願っています。

種々の祭事や結婚式も魅力的な神社

東郷神社では、定期的に祭事や行事を行っています。
1年の内でも重要で大きな盛り上がりを見せるのは、なんと言っても5月28日に行われる例祭でしょう。
この日こそ、東郷平八郎が日露戦争で勝利を挙げた日で、特別な祭典が営まれます。
神社を慕う人、東郷平八郎に関する歴史に興味を持つファンなどが集まって、盛大なお祭りとなります。

また、東郷神社では、神前式も行っています。
貸し切りで披露宴ができる素晴らしい会場も持っていて、素敵な式ができます。
和の雰囲気の中、厳かに行う神前式の後、お色直しをして本格的なフランス料理を楽しみながら披露宴を行うということも可能で、いろいろなプランを立てられるのが魅力です。
美しい緑に包まれた境内で行う式は、一生の思い出に残ることでしょう。