港区・烏森神社

夢のお告げによって建てられた神社

東京都港区にある烏森神社の歴史は、天慶3年、西暦940年にさかのぼります。
この年、時の政府に反抗して平将門が反乱を起こしました。
その乱の鎮圧のために、出征した将軍藤原秀郷が、夢のお告げを受けて、この場所を探し出し、神社を建てたのが始まりとされています。

夢のお告げ通りの場所を見つけるきっかけになったのは、この地にカラスが群れていたためでした。
こうした経緯から、烏森神社という名前が付けられました。

稲荷の神様を奉る神社

この神社の祭神は、稲荷神を筆頭に、天鈿女命と瓊々杵尊の三柱となっています。
稲荷神を奉っている神社として昔から有名で、江戸時代に稲荷参りブームが起こった時には、烏森神社に長蛇の列ができたと言われています。

その後も、地域の人々から愛される神社として、時代を歩んできて、常に参拝客や神社で時を過ごす人々が絶えなかったとされています。
もちろん、その様子は今でも見られ、祈願をする人や定期的に参詣をする人、散策やのんびり時間を境内で過ごしたいという人で、常に人の流れがあります。

また、こちらの烏森神社では、かわいいお守りを出しているので、お守り目当てで来る人も多いようです。
2種類あって、1つは申し込みを受け付けてから、神職が手作業で一つ一つ縫って作り上げるというて、手間がかかって心のこもったお守りとなっています。
色のバリエーションもありますし、どれもかわいらしい色合いなので、女性にも人気があるお守りです。

烏森神社独自のおみくじも人気

そして、この烏森神社で人気を集めているのが独自のおみくじです。
お願い事や占いの種類によって、4つの色分けがなされていて、どれもかわいらしい色合いですし、きれいな絵が入れられています。
他の神社にはないオリジナリティーがありますので、神社巡りを趣味としている人などは、わざわざこのおみくじを引きに来るほどです。

また、こちらの烏森神社は恋愛成就のご利益があるということもあり、カップルや若い女性などが祈願に多く訪れるのも特徴です。
神社のマスコットキャラクターとなっているのは、恋吉という名前で、ネーミングの通り、縁結びの力があるとされています。
神社での祈願はいろいろなものがありますが、恋愛成就は若い人も気になるものです。

こうした背景から、烏森神社はいつも人通りがあって、華やかな雰囲気のある神社です。
それだけ、地元の人々に親しまれているということで、いつ来ても楽しめる場所です。
都内のアクセスがしやすい立地条件を持っていますので、気軽に来られるのもメリットの1つで、行きたいときに行けるという便利さがあります。
これからも、多くの人々に愛される神社として存続していくことでしょう。