板橋区・徳丸北野神社

千年を超える歴史を持つ神社

徳丸北野神社は、東京都板橋区にある神社で、千年を超える歴史を持つ古社です。
資料によると、西暦990年過ぎに、この地を中心に重い疫病が蔓延し、多くの人が亡くなりました。
この疫病をなんとか抑えようと、神に祈願するために作られたのがこの神社の始まりだとされています。

この時、地元の一人の男の夢の中でお告げがあり、次の日そのお告げの通りに、古い梅の木に祈願をささげたところ、それ以降病がぴたりと治まり、人々が回復に向かっていったという故事があります。
こうしたことから、人々の信仰を一身に集め、病気を癒やす力を持つということで、多くの参拝者が来るようになりました。
この信仰は現在でも続き、病気で苦しむ人や、子どもたちの健康を願う親たちがお参りに来る姿が、よく見かけられます。

古くから伝わる神事で有名な神社

徳丸北野神社は、古くから特殊な神事を行っていることで有名です。
「田遊び」という、その年の豊作と繁栄を祈願するお祭りは、重要無形民俗文化財にも指定されているほど、貴重で伝統的なものです。

また、5月に行われる獅子舞祭りも特別なお祭りとして注目を集めています。
三頭の獅子と4人の花笠が、独特の衣装を着けて舞を行います。
しっかりと幕があって、現在では6幕が演じられ、それぞれにストーリーと意味があります。
クライマックスとなる最終幕では、苦しみが多い世界から、幸せな安住の世界へと苦労の末にたどり着くという情景が舞われ、独特の世界が表現されます。

そして、同じ期間に併せて行われる、「四つ竹踊り」も伝統的な舞で、興味深いものがあります。
田植えを行う際に踊っていた舞とされていて、この伝統を後世まで伝えるために、大勢の人が保存活動を行っています。

学問の神様に祈願をする学生のお参りが多い

徳丸北野神社 では、祭神として菅原道真公を祀っています。
菅原道真は、学問の神様として信仰されていますので、大勢の学生や受験生がお参りに訪れます。
入学祭が行われ、学校でしっかりと多くのことを学び、学業を成功させるようにとの祈願がなされますし、受験シーズンには、合格を願う受験生や親御さんの姿がたくさん見られます。
また、子どもの成長を願う親たちの参詣もあり、七五三や初宮参りで神社を訪れることが多いようです。

さらに、こちらの徳丸北野神社では、神前式も執り行っています。
新郎新婦や親族の要望に応えられるように、しっかりと事前に打ち合わせを行っていますので、気軽に相談や申し込みができるのがうれしいところです。
式を挙げないとしても、結婚のご報告を神社にすることで、これからの結婚生活を保護してもらえますので、こうした機会に徳丸北野神社への参拝をするのも良いでしょう。