中央区・笠間稲荷神社

日本三大稲荷神社の1つ

笠間稲荷神社は、東京都中央区にある神社で、日本三大稲荷神社の1つに数えられています。
日本では稲荷信仰がとても一般的ですが、この稲荷という言葉は、稲が生るという語源を持っていると言われています。
そのため、この笠間稲荷神社で奉っている祭神、宇迦之御魂神も食物を豊かに実らせ、人々に与えるという力を持っていて、豊穣の神として信仰されています。

日本にとって稲作は欠かせないものですから、稲荷信仰が日本全国に広がっていったのは、ご自然の流れと言うことができ、各地にたくさんの稲荷神社があります。
その中でも、こちらの笠間稲荷神社は古い歴史を持ち、由緒正しい神社であることから、指折りの稲荷神社として崇敬されているのです。

1,400年近くの歴史を持つ古い神社

日本は、建国の初期からたくさんの神社やお寺が建てられ、人々の信仰を集めていました。
そうしたなかでも、この笠間稲荷神社の歴史はとても古く、創建は西暦651年とされていますから、優に1,400年を超える歴史を持っています。

歴史を通じて人々に親しまれてきて、江戸時代にはこの地を治めていた藩主が特にこの神社を愛し、たくさんの奉献品を贈ったり、社殿の拡張などを行いました。
その後も、稲荷神社への参拝が一種のブームになると、多くの参拝者が押し寄せるようになりました。

現在でもその崇敬と信仰は変わらず、日頃の感謝や祈願を捧げるために、参詣客が途切れることがありません。
また、社殿を含め、たくさんの美しく価値のある文化財を持っていますので、そうした貴重な品々を見るために、わざわざ遠くから来る人もいます。

毎月の行事や祭礼に参加して魅力を味わう

笠間稲荷神社では、毎月定期的にいろいろな行事や祭礼を開催しています。
秋の時期には、恒例の笠間の菊まつりを行っていて、大勢の人で神社が賑わいます。
境内また市内一帯には、1万本を超える菊が集まって、見事な景色を見させてくれます。
この菊まつりと合わせて、神事である流鏑馬や舞楽祭といった種々のお祭りも行われて、とても華やかで賑やかな雰囲気に包まれます。

また、3月には神社に奉納する絵馬に関する面白い祭りも行われます。
絵馬はどこの神社でも定期的に焚き上げが行われ、こちらの笠間稲荷神社でも同様に行われます。

しかし、それだけに終わるのではなく、絵馬行列を行って、山車や稚児などが行列を作って氏子町内を練り歩きます。
そして、絵馬コンクールを行ってユニークな絵馬の数々が紹介されます。

こうしたいろいろなお祭りに参加して、より笠間稲荷神社の魅力を味わうのが、一番の楽しみ方です。
定期的に何かしら開催されていますので、その日を狙って訪れると良いでしょう。