千代田区・白菊稲荷神社

日本武道館の氏神様になっている神社

白菊稲荷神社は、千代田区九段に位置する神社で、築土神社としても知られています。
こちらの神社では、3柱の祭神を奉っていますが、その中には平将門がいます。
かつては、この神社に平将門の首桶が保管されていたとされ、平将門信仰の中心的な存在でもありました。

平将門は、勇猛な武将として知られていて、武士のいわば憧れのような存在でした。
そのため、昔から武将が好んで崇拝を行うところでしたし、一般庶民も、その力強さや勇敢さをもらえるように祈願をしていたとされています。

現在でも、その名残があり、子どもたちが健康にたくましく育って欲しいと、親御さんたちが初宮参りや七五三のために、白菊稲荷神社に子どもを連れて参拝を行っています。
また、勝つということにあやかり、受験生や仕事の重要なプロジェクトを手がけている会社員などが、成功を求めてお参りをしている様子も見られます。

築土祭に参加して祭りの雰囲気を楽しむ

東京の市街の中にある神社として、昔から白菊稲荷神社ではいろいろなお祭りを行い、地域の人たちから愛されてきました。
その中でも、大きな規模を誇り有名なのが、築土祭でしょう。
昔は、神社の境内や町内一帯に露天が出されるなど、大変賑やかな雰囲気になり、地元住民が大いに楽しむ機会となっていたようです。

現在では、都市化が進みビルなどの建設によってスペースがなくなってしまい、昔のように多くの露天が出されるということはありません。
しかし、この9月中旬の時期には、氏子町内においてたくさんの催しが行われますし、露天も出ますので、以前の雰囲気を小規模ですが味わうことができます。

また、6月30日には夏越大祓が開催されます。
神社の入り口には、茅輪が置かれ、邪気を払い健やかな生活を送れるようにと、人々がこの輪をくぐっていきます。
また、夏の盆のシーズンには盆踊りを始め、いろいろなイベントが神社や周辺で開催されますので、賑やかな雰囲気に包まれます。
こうした祭りに参加して地元の人と楽しい時間を過ごすのも良いですね。

市街地の中にあって人々の安全を守る神社

東京都内にはたくさんの神社がありますが、現在では多くが市街地の中に建っています。
この白菊稲荷神社も例外ではなく、周りはビジネスオフィスやマンションなどが建ち並ぶエリアとなっています。
この地域に住む人が昔より減ったとはいえ、現在でも人々から愛されて崇拝されている神社であることは間違いありません。

そのため、常に地元に住む人や、この近くで働く人が訪れ参拝を行ったり、境内でのんびりと時間を過ごす様子が見られます。
このように、白菊稲荷神社は、大変古い歴史を持つ神社ですが、時代を通じて人々に愛されてきたのです。